極意 かわら版=30=
爽やかな初夏の風が吹き抜けた、気持ちの良い一日でした。
山菜も第二ステージに入りました。たらの芽・こごみなどが終わり、次はイラクサ・もみじがさ・竹の子が出始めました。
前回のブログで「食文化」云々の事を話題にしたのですが、長野県はこの時期特に「さばの水煮の缶詰」の消費が全国一になるとか。それは・・・「竹の子汁」(お味噌汁)。これをいただくときには「さば缶」が欠かせないからなんですねぇ~。でも仕込が中々と手間がかかる。皮を剥いて節の硬いところは捨てて柔らかいところだけを使うので、実際口に出来る部分は全体の半分だけ。それに採るのがとにかく大変!!だからとても貴重な食べ物なんです。
お味噌の味がしみ込むまで柔らかく煮込んだ竹の子汁、食べると‘きゅっきゅっ‘と音がする・・・
最高です。