極意通信 NO98
夏休み最後の週末になりました。
そろそろ、別荘などで過ごされた方も戻って行かれるようです。
今日も、常連のお客様が、ご予約の生そばを取りにお立ちより下さいました。
8月下旬の戸隠は避暑・・・というにはあまりにも寒すぎて。。。。
東京に戻られて、気温の急激な変化に体調崩されませんよう、お祈りするばかりです。
夏が終わり秋が始り・・・
きっとすぐに寒い冬が来るのでしょうか。
一年は瞬く間に過ぎていきます。
もう少し、季節をゆっくり味わいたいです。
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夏休み最後の週末になりました。
そろそろ、別荘などで過ごされた方も戻って行かれるようです。
今日も、常連のお客様が、ご予約の生そばを取りにお立ちより下さいました。
8月下旬の戸隠は避暑・・・というにはあまりにも寒すぎて。。。。
東京に戻られて、気温の急激な変化に体調崩されませんよう、お祈りするばかりです。
夏が終わり秋が始り・・・
きっとすぐに寒い冬が来るのでしょうか。
一年は瞬く間に過ぎていきます。
もう少し、季節をゆっくり味わいたいです。
やっとやっと!!
全ての工事が終了して、昨日引渡しとなりました。
終わってみればあっという間の2ヶ月でした。
とっても素晴らしい職人さん達に恵まれ、いいお仕事をして頂きました。
本日、終了奉告祭が執り行われ、その後はお直会。
やっとゆっくりお話が出来ました。話をすればするほど、いい職人さん達に
恵まれたことに感謝、感謝・・・でした。
◆最後の仕上げ。親方自ら銅版をつけてるの図◆
屋根の一番高いところ。さすが親方、いとも簡単に登っていきました。
◆今回の職人サン達◆
平均年齢30歳前後の、若く・たくましく・礼儀正しい職人さん達でした。
◆終了奉告祭の様子◆ ◆屋根の全容◆
どうしても映ってしまった、主の頭・・・お見苦しくてすみません。。
せっかく屋根が綺麗なのに・・・
◆最後に集合写真◆
*心温まるエピソードをご紹介*
親方に若い職人サン達の翌日のご予定を伺いました。
すると、親方曰く「明日のことは若いもんに任せてあるから、好きにすればイイだ。」
との事。
それでも彼らは7時には起きていてきちんと朝食を済ませ、奥社へ行きました。
「僕らでも行かれますかね・・・」といいながら、ポスター見たら行きたくなったから、
と言い残して夏の終わりの戸隠の散策に出かけました。
出発間際、当館女将に「参拝が終わったら、『奥社の茶屋』で蕎麦ソフト食べていきなさい」
と言われていました。
「あ、そういう順番なんですか?」と職人さん。
「そうよ!!」と女将。
自分のお気に入りを半ば強引に進めていました・・・
今日も爽やかな秋風が吹き抜けた戸隠でした。
屋根の引き渡しの日取りが決まりました!!
8月26日完成、27日に足場を解体して、引き渡し、ということになりました。
6月から工事が始まり、ようやく完成の日が来ました。
新しく葺き替えた屋根と、全く葺き替えていない屋根が同居しているその風景は
中々荘厳な、かつ圧倒的な存在感を見せつけています。
今、職人さんたちは休日返上で仕上げに取り掛かってくれています。
若い若い職人さん達でしたが、その技術とプロ意識の高さには
スタッフ一同、頭が下がる思いでした。
いよいよ終わるとなると少しさみしい気がしがた、夏の終わりでした。
ここにきて残暑が厳しくなってきました。
ちょっとの間、窓を閉め切った車内にいると、汗がじわ~っと出来てます。
くるくる動きまわっている私たちスタッフはなおさら・・
でも、お蕎麦を召し上がっているお客様は涼しいお顔。
お会計を済ませたお客様の一言。
「いや~本当に・・・なんていい風が吹くんでしょう!!本当に涼しいよ。」
と、遠い眼をしてしみじみ。
「何よりのごちそうだね!
あ!!お蕎麦だってもちろん美味しかったよ・・・」
そういったすべてが‘戸隠‘の魅力です。
涼んで頂いてよかったよかった(*^0^*)
◆今日の屋根の散髪◆
昨日よりだいぶ屋根の下の方に下がってきました。
背中しか写っていませんが、このお二人、まだお若いんです。
赤いTシャツの方が、2代目。現場監督・責任者です。
いつかお顔を載せたい・・・と思ってます。
◆アジサイとかたつむりのコラボ◆
女将が庭からとってきて飾った時に、どうやら紛れ込んでいたようです。
梅雨の時期にすら一度もお目にかかれなかったのに。。。
今日も一日、爽やかな夏の暑さの戸隠でした。
お盆休みが終わると、日を追うごとに静かになって行きます。
まだ夏休みのお客様は、寸暇を惜しんで「花火」などに興じておいででした。
当館の屋根もいよいよ終盤に差し掛かりました。
◆屋根の全容が見えてきました◆
ぐしが取り付けられて、それらしくなってきました
◆銅版をつける位置を確認中・・◆
この大屋根の、しかも一番高いところで、職人さん、またいでます。。。
怖い・・・
でも、銅板ってピカピカ綺麗です。
◆屋根も散髪中◆
大きな大きな「鎌」で‘ザクザク‘と切りそろえて、整えています。
ここが一番大事!!屋根がかっこよく、しかもバランスよく仕上がるかは、
ここにかかってます。職人さん!頼んだよ!!
夏休みをずらして楽しんでいらっしゃるお客様で
まだ少し賑やかな戸隠です。
今日も当館併設の蕎麦屋には大勢のお客様がおいでくださいました。
その中で、とても残念な事がありました。
ご予約のお客様のお名前は「N県の国土交通省」さまでした。
マイクロバス1台で8名様でご来店でした。
お蕎麦を召し上がって、お土産もご購入頂いて・・・・
なのに、マイクロバスが出発したあとには、たくさんのゴミの山、山、山・・・
そこにはそのマイクロバスしか停まっていませんでした。
腹立たしいのを通り越して、呆れてしまいました。
いつかの山菜を盗みに入った中年の一行の件もありましたが、
いい大人が、なぜこんなモラルに反することをするのでしょうか・・・
しかも、それなりにきちんとした立場にある人たちが。。。
そうかと思えば、「子供の離乳食を持ち込んでいいですか?ゴミは持って帰りますので。」
とわざわざ断ってくださる若いご夫婦もおいでです。
子供は親の背を見て育つ。
いまどきの若者を憂う前に、大人たちが反省する方が先のように思いました。
お盆休みが終わりました。
今年の夏は雨が続き、お盆休み前の災害が遭ったり・・・
戸隠の夏も、なんだか例年のような「ごちゃごちゃ」「人だかりで・・」
と言った声も聞かれず。
割と静かなまま終わって行きました。
それでも、お盆期間中はお天気に恵まれ、時折<秋???>
と思わせるような風が吹き抜け、夏の終わりを思わせました。
残りの夏を、戸隠の短い夏を、楽しみたいです。。
ようやく、夏らしいお天気が戻ってきました・・・
けれど、雨が降ったりやんだり・・・
それでも、久しぶりの青空とセミの鳴き声、そして汗ばむ陽気。
どれを取っても、ここまでお天気の悪い日が続いていたので、ありがたい限りです。
戸隠もお盆を迎えて少しづつにぎやかになってきました。
しかしながら、例年のような賑わいが少ないように感じます。
不景気・天災・・・あとはなんでしょう。
夏は「暑い暑い」と言いながらもそれらしく、楽しみたいです。
◆昨日の戸隠神社中社から見た青空◆
なんだか秋の空のようです。
今日もひぐらしが鳴いていました。
もしかしたら、戸隠の夏は終わったかもしれません。。。
そして!!
当館のかやぶき屋根の全容が見えてきました。
昨日シートが取り外され、きれいになった屋根がお目見えです。
今日は「ぐし」の取り付け工事をしていました。いよいよ、本当にいよいよ完成です!!
大変な状況でした。
昨日の夕方から降りだした雨は、夕立の如く激しいものでした。
その勢いは衰えることなく、4~5時間降り続け、村中に被害をもたらしました。
あちこちで通行止めとなり、河川が近い地域では川が氾濫し家の中まで水が来たとか・・
クレーン車で大きな土嚢を積まないと対処できなかったようです。
戸隠神社の中社の階段はまるで滝。
どこぞのシャレたビルなどの入口や公園のモニュメント的な建築物などで
見かけたことのある光景によく似た状況でした。
境内の裏にある滝では飲み込み切れなかった水があふれ出て、階段を一気に流れおちていました。
初めて見た光景に鳥肌が立ちました・・・
今日も一日中降り続いていました。
「災害は人事」ではなかったようです・・・
やっとやっと!!
待ちに待った「夏」がやって来ました!!
毎日暑い日が続いてはいますが、それも嬉しい・・
窓を全開にしても、湿った風が吹き抜けることはなく、爽やかな
高原の風が吹きぬけ、湿りきった当館をあっという間に乾かしてくれました。
太陽の日差しを、ようやく浴びることが出来た花達も一気に蕾から花を咲かせ始めました。
日本の四季ははっきりしていて、そこが素晴らしい。
こうでなくてはいけません・・・
つくづくそう思いました。
戸隠の夏は短い。
10日もすれば、秋風が吹きぬける・・・かもしれません。
短い夏を楽しみたいです。
当館の屋根の葺き替えも順調です。今、屋根は萱が大方運び込まれ、今度は「屋根のぐし」
の工事に取り掛かっています。
写真ではわかりにくいのですが、屋根の一番てっぺんにあるべき物が今は取り外されています。
何だか「ちょんまげのない侍さんの頭」見たいに腑抜けた感じです。
職人さん達が「竹竿」を使用するのですが、しなりをよくする為に、当館の裏の池の中で湿らせているようです。
そして!!今日職人さんが持って来てくれた「木槌」。屋根裏にあったそうで、すすだらけでした。
んんん~まだ何か出てきそう。。。です