極意通信 NO102
シルバーウィークも過ぎ去り、静かな戸隠に戻りました。
このところの冷え込みで、紅葉も始まりました。
漆が真っ赤に綺麗です・・・
が、生憎今日は朝から深い霧の中。
ベストショットはお預けです。
◆庭一面に山栗◆ ◆今が見頃のしゅくめい菊◆
下に落ちた栗のほとんど虫に先を越されていて食べられません・・・
霧の中でもくっきりと白が映えて綺麗な菊です。
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シルバーウィークも過ぎ去り、静かな戸隠に戻りました。
このところの冷え込みで、紅葉も始まりました。
漆が真っ赤に綺麗です・・・
が、生憎今日は朝から深い霧の中。
ベストショットはお預けです。
◆庭一面に山栗◆ ◆今が見頃のしゅくめい菊◆
下に落ちた栗のほとんど虫に先を越されていて食べられません・・・
霧の中でもくっきりと白が映えて綺麗な菊です。
今日は神道の世界の「喪中」のミニ知識。
神道の世界では、「死」を穢れた事だと考えます。
また、亡くなった方は「御霊(みたま)様」となってその家の守り神になる、とされています。
その穢れを払い清める大事な行事が「大祓い行事」、
通称『五十日祭(さい)』と言います。
これは、仏教でいうところの四十九日の法要に当たる、とお考え頂くと
少しわかり易いかと思います。
私たち神職を含め、当家の家族はこの『五十日祭(さい)』が終わらなければ
神明奉仕をする事は愚か、神社の境内地内に入ることすら許されません。
当然、当家のご神殿のお扉もそれがすむまでは固く閉ざされ、毎夕毎朝、当館主が
行っていた「お勤め」もすることが出来ません。
来る10月2日、五十日には満たないのですが、繰り上げて五十日祭が当館で
催行され、大女将は当家の守り神となり、私たちも晴れて日常生活に戻れる、という訳です。
朝のお勤めに参加をご希望頂いているお客様には、大変申し訳ございませんが
しばらくの間ご迷惑をおかけいたします事を、なにとぞご理解とご了承くださいますよう、
お願い申しあげます。
9月に入ってからというもの、すっかり秋の気配漂う戸隠です。
初秋・・・とは如何に。。。
というくらい、寒い毎日が続いています。
スタッフも、「ストーブ点けないといられない」ほど。
当然お客様も、この寒さにびっくり。
でも、爽やかな青空が広がり、そばの花も真っ白に咲き誇っていて、
視線を移せば、黄金色した稲が頭をたれて、収穫の時を待っています。
もう、一年も終盤に入ってきました。
これからの季節も紅葉が始まり、初雪が降り・・・
楽しみです。
個人的な事でのお知らせ、誠に申し訳ございません。
昨日夜半、当館の大女将が94歳で天寿を全ういたしました。
この場をおかりしまして、生前親しくして頂きました皆々様に、心から感謝を
申し上げます。
つきましては、まことに勝手ではございますが、10日(木)まで、全館
休業とさせて頂きます。
なにとぞご理解とご了承のほどをよろしくお願い申し上げます。